精神科の問題点

一言でいえば、それは、仮説で成り立っているという事実。

セロトニンドーパミン、モノアミン等、仮説である。

それを裏付けるためのエビデンス

これにも問題が指摘されている。製薬会社の操作である。

大抵の場合、データは薬剤を作成した製薬会社の都合のいい結果が公に示され、細かいネガティブな結果は無視され、操作される。(もちろん毒性などのデータが上回れば治験などの段階で中止される)それを証明するのが、全くの第三者側から差し出される研究データである。調べればいくらでも出てくる。例えば、第一世代と第二世代では錐体外路症状の出現頻度が変わらない、第二世代では陰性症状が改善されるとあるが、第一世代と比べて差異がない、などなど。

 

精神科領域は、言ってしまえば全てが手探り、ギャンブルである。

もちろん有用なエビデンスも沢山ある。それをもとに治療し、寛解まで至る人々も少なくない。結果論的に、精神科は精神科として、医療として認められている。

ただ、その裏には消えていった命がある事を忘れてはならない。

精神科医療は、多数を救う事ができるが、少数が軽視されている医療である。


或る日突然、精神疾患に罹患し、そして自分がその少数だったとしたら、あなたは何を思うだろう。